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命の「リレー」――武漢を支援する中日友好病院の看護師たち

新華社より 2020217

封鎖命令が打ち出され、いきなり停止ボタンを押された武漢市、町の賑わいが消えさり、時間の流れさえ感じられなくなりました。一方、華中科技大学同済病院中法新城院区C6東病区では、時間の歯車はちゃくちゃくと進んでいます。

入院したばかりの重症患者を前に、さまざまな情報を収集してカルテを作り、医師が決めた治療案を看護師たちは速やかに実行します。ここにいる患者はわりと症状が重く、緊急事態も多く、治療の作業が多いので、看護師は常にそばにいて見守る必要があり、何かあれば直ちに対応しなければなりません。そして、毎日複数の患者に応急手当を施さなければなりません。心肺蘇生を繰り返す毎日、危重症病区では、このように命の「リレー」が演じられています。

感染症対策として、国家衛生健康委は中日友好病院など北京にある6軒の国家レベル病院から、医療隊を編成して、126日から次々に武漢を支援してきました。中日友好病院は国家呼吸臨床研究センターとして、呼吸と危重症学科の優位性を活かして、総合的な医療隊と完備した救急設備を提供し、華中科技大学同済病院中法新城院区C6東病区における重症患者への救治任務に当たりました。

救治任務において、看護チームの作業はとりわけハードであります。「患者さんの安全と医療の品質を確保するために、看護スタッフはみな文句ひとつもなく高度な責任感を以て働いています。」と、中日友好病院医療隊看護責任者の趙培玉氏は言います。

中日友好病院医療隊の看護チームは80人の看護師からなり、ここで50ベッドにわたる看護作業を担っているとのことです。

ウィルスは感染力が高いので、院内の公共エリアで患者は自由行動できません。看護のルーチンワークとは別に、生活上の介助や世話をすることも大事な作業となります。

水、食事、排泄……如何にも簡単なそうに見える小さなことでも、分厚い防護服を着ていると体力も時間もかかります。

ここ数日の戦いを通じて、長い髪や重い髷だと防護服の密封性が落ちてしまい、着脱の時間もかかることが分かり、女子隊員たちは、主管護師の李亮亮さんにカットしてもらいました。よって、李さんは今「床屋のTonyさん」と呼ばれています。

患者さんの心を慰めることも同じく重要な仕事です。一部の患者は病状の悪化が著しく、普通に食べたり喋ったりしていると思ったら、翌日に重体となってしまい、隣の患者にも大きなプレッシャーがかけられます。

保健医療部主管護師の丁瑩さんは、アルツハイマーを抱える88歳の患者さんを担当しています。お爺さんは夜よく眠れなく、病室を歩き回ります。その度に、丁瑩さんはいつも病室に入ってお爺さんと話し合ったりして、心を慰め、安らかに寝るまでそばに居てあげます。

「年配の方は薬物のみならず、メンタル的にも対応が必要です。家にいるような寛ぎを与えるために、お爺さんに顔や手を洗ったり、髭を剃ったりしてあげています。」と丁瑩さんが言います。

このような至れり尽くせりの世話のもとで、お爺さんはだんだん落ち着いてきて、まるで子どものような笑顔を浮かばせました。「ありがとうって言われたとき、すべての努力には甲斐がありました。」と丁さんが頷きました。

212日、C6東病区から、初めての重症患者退院者が現れました。ちょうど、入院時のスタッフたちが今日も当番、叔母さんは両手をハートの形にして命の恩人たちに感謝しました。

第 一線では非常に人手不足に悩まされ、院内感染のリスクをできるだけ減らすために、ゴミの処理も看護チームの仕事です。また、医療隊の防護物質や、生活物質、機器設備、消耗品の管理も看護チームの任務です。みんなの生活を守る総務係として、看護師たちは身を張っています。

「われわれは効率の高いチームです。病室では、皆さんはうまく連携をとっていて、強い自信を持っています。われわれは患者さんの命を守る自信と能力を持っています。」と趙培玉が語ります。